やっと出来上がりました、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」のグラスリッツェン作品です。フェルメールの絵ギャラリー Ex
写真では、反射で陰影がかなりつぶれてしまってますが。
フェルメールの絵は、今年6月にオランダのアムステルダム国立美術館で見て来たのですが、彫り始めてから日本でも公開されると知り(国立新美術館で12/17/2007まで)、なんだか縁があるように思え、ますます好きになりました。でも、私は本当は「青衣の女(手紙を読む青衣の女)」の方が好きなのですが、グラスリッツェンではあの淡いタッチはとても難しそうなので、今回は「牛乳を注ぐ女」に挑戦。女性の顔も、諸々も、ちょっと違うようになってしまいましたし、ふちの模様は私が勝手にデザインたもの...イメージに合わないと思われたら、お許しください。
オランダの美術館でもこの絵の前は人だかりができていたのですが、しばらく辛抱強く待っていたら、ちょっとすいて、近くでじっくり見ることができました。(「真珠の耳飾の少女(青いターバンの少女)」はハーグのマウリッツハイス美術館所蔵で行けませんでした。見たかったのに、残念でした。)国立新美術館はきっと混んでいるのでしょうね。日本の美術館はベルトコンベヤーみたいに並んで進んで見なくてはならない状況も多くて、悲しいことも多いですよね。でも本当に素敵な絵ですので、見に行かれることをお勧めします。