Friday, December 14, 2007

今日もパン焼き

先ほど焼き上がったパンです。材料はリュスティック(フランスパンの原型だそうです)のものだったのですが、あちこちいろんなパンの本を見ているうちに、いきなりこれ!と作り出したは良いけど、ちょっと他のものと混同してしまい、あれ?醗酵生地がいるレシピだった、でもないからゆっくり長時間醗酵でやっちゃおうとか、本来あんまり捏ねてはいけないパンなのに、捏ねてしまった、とか、もうむちゃくちゃ。

これはもうすでにリュスティックとは言えないでしょうが、焼き上がったパンは色艶がちょっと...といえども、不揃いの気泡もできてくれたし、香ばしいクラスト、味はまさにおいしいミニ・フランスパン(クープもうちでは見たことないくらいのあっぱれな開き方)。素材達の頑張りでしょうね、どうもありがとう。

これは先日焼いた徳永久美子さんのレシピ、最強力粉を使ったイギリスパンです。上手く焼けた時に聞こえるというパチパチ音、焼き上がりに耳を澄ませたら、かすかに3回「パチパチパチ」と皮のはじける音がしましたが、すっごく小さな音で、3回で終わってしまい、「え〜?もっと聞かせてくれ〜」とのたまいました。

でも釜伸びも不十分だし、上手くいかなかったのね。しかしこのパンは冷凍しておいたものを先ほども1枚食べましたが、すごく美味しいです。徳永さんに感謝です。

ガラス彫りや絵を描く時、失敗してしまいガラスや紙や、それらを作ってくださった方々に申し訳ない、と思うことがありますが、このパン作り、かなりむちゃくちゃをやってしまってもおいしいパンになってくれる時が多くて驚きます。素材達に助けられてる感じ。今日はなんか感謝を感じた1日でした。