Friday, January 18, 2008

かくしょく!

昨日アップした透明水彩はいまいち(透明水彩画練習帳)。この間の日曜日、湯島天神に行った時撮ってきた写真から描いたのですが、雰囲気が感じられないし、色もよくないし...

気を取り直して... 今日は1度目のパン作りは上手くできました。ブランジェリー コム・シノワの「パンの教科書」のパン・ド・ミのレシピを手捏ねで。クラムがしっとりふわふわの角食です。

リスドォル125g+スーパーキング125gで1斤にまあまあの量になりました。自分ちのオーブンの火加減がまだ良くわかってなくて、角食はこわかったけど(取り出してふたを開けるまで中見えないので)、まあまあ?でしょうか。焼き上がり後のぱちぱち音はかすか〜にしかしてくれなかったけれど。(教科書の写真はクラックがみごとに入っているのですが...美しい...)

これは、今日焼いたものではないのですが、藤田千秋さんの「雑穀と豆のパン」より、ぺたんこセサミブレッドです。上新粉とごまがたっぷり入った、サクサクのミニ・パン。一つじゃ小さすぎるからと、今朝一人2個(カマンベールチーズ・サンドとハム&レタス・サンド)を食べたのですが(それとりんごヨーグルトとカフェオレ)、夫は食べ過ぎて胸焼けを起こしておりました。(私は大食いなので平気でしたが...)今度は一人1個で良いサンドイッチ用サイズにしよっと。

これから2度目のパン作り。今朝仕込んでおいた生地でフランスパンの成形&焼成をします。これも上手くいくと良いのですが。フランスパンは道のりが遥か遠いです。透明水彩もすごーくすごーく遠いです。練習練習。

Monday, January 14, 2008

ポテトブレッド&カイザーゼンメル

昨日描いてアップした竹内結子さんの色鉛筆画。鉛筆画練習帳 今朝見てみたら、なんだか似てないかも。がっくり...すみません。

昨日は「そのあまりできの良くなかった色鉛筆画」を描くのに忙しく、パン作りの方は簡単なものしかできなかったのですが、これが美味しくて、夫はかなり気に入ったもよう。おかわりをして、後で「食べ過ぎた〜」、と苦しむくらい食しておりました。それが、これ。
昨日宅配便で届いたばかりの、藤田千秋さんの「雑穀と豆のパン」より、ポテトブレッドです。このは本いい!です。お惣菜パンでなく、食事パン、でも、たまにはちょっと変ったものを作りたい人向き。(お米で言えば、炊き込みご飯や、ピラフといった味付けご飯でなく、雑穀ご飯や豆ご飯が食べたい、のパン・バージョンです。あ、本のタイトルそのまんまか??)このポテトブレッドはポテトフレークと、全粒粉と、グラハム粉の入ったパンで、ふんわりとした焼き上がり。ハンバーガーバンズとしても使えそうです。(まあ、でも、そういった雑穀や豆などが好きでいろいろストックされていらっしゃる方でないと、いろんな種類が作れないか。私みたいにいろいろ好きで買っちゃったけどどうするのよ?って人には嬉しい一冊ですが)。

(豆を乾燥豆からゆでるのがめんどくさくて食べていらっしゃらない方も多いでしょうが、豆は一晩水に漬けなくても数時間しばらくつけて、5〜10分くらい土鍋で沸騰させ、そののち鍋ごと新聞紙とタオルに包んで1時間位おけばゆであがります。それでまだ硬かったらすかさずすぐ好みの硬さまで追って茹でれば大丈夫。それほどめんどくさいしろものではありません。ゆでた豆は冷凍できるし、缶詰のような鉄臭い柔らかすぎの豆でなく、自分の好みの硬さのおいしい豆が食べられます。)

今日の昼ご飯はカイザーゼンメルでサンドイッチ。フォークで目一杯型を押したつもりが、全然形になっていません...サンドイッチの具は:卵/ごぼう/パプリカ/きゅうり/レタスのサラダ サンドと、ハム/卵/チーズ/レタス サンド。カイザーゼンメルはオーストリアの食事パンだそうですが、サンドイッチにも抜群です。

Friday, January 11, 2008

ドトールのサンドのバンズ

ドトールのサンドイッチのパンに似たパンを探し求めてるなどと先日書いておきながら、もうしばらく食べてなかったので、昨日再確認のためドトールのミラノサンドAを食べました。しかし...あれ?こんなもんだったっけ?といった感じ。サンドイッチ自体はおいしいのですが、どうも自分の中でバンズに関して、クラストはちょっとパリッと歯ごたえがありながら、クラムは軽くて、噛みしめるごとに具とパンが一体化し、おいしいサンドイッチのハーモニーが聞こえる〜♪♫♬みたいな幻想がふくらみすぎていたようです。バンズのみをちゃんと味わってなかったのですね。自分でパンを焼くようになったから、かなり評価も厳しくなったようです。でも全体のバランスが大切なわけですから、そんなんでもやっぱりドトールのサンドイッチは美味しいと思いました。かつて毎日朝ご飯に食べ続けていたものなぁ(10年くらい前?朝から大食い)。ホットドッグのバンズも再確認しに食べにいかなくては。

うちは朝ご飯はたいていサンドイッチなので、おいしいサンドイッチのために、それに合ったおいしいパンを自分で焼けるようになりたいものです。

これは、今焼き上がった、パン職人 徳永久美子さんのレシピの最強力粉と全粒粉のベーグルです。もっちりと噛みごたえがあって、茹でる時のお湯にかなりの量の砂糖を入れたので、底がほんのり甘く香ばしく焼けていて、全粒粉が素朴な味をかもしだしているおいしいパンです。でもサンドイッチ用には重すぎかな。

それにしても、最近はパン屋さんのレシピや、ゆっくり醗酵レシピなど、時間のかかるパンを作ることが多かったため、ベーグルの早いことには驚きました(といっても1時間15分位?)。これなら夫がいつもよりちょっとゆっくり寝ている週末だったら、朝少し早起きすれば、朝ごはんに焼きたてベーグルも作れそうです。軽いベーグルのレシピを探さなくては。

Wednesday, January 09, 2008

絵の上にゲロられる

さっき焼き上げたベーコンのバケット・エピ(高橋雅子さんのレシピ)です。始めて作ったので、フォルムはいまいちですが、おいしかったです。フランスパンはどの本の焼成温度も、うちのオーブンでそのとおり焼くとたいてい焦げることが多いので、今日はまた新しい温度設定をしてみました。色はいつもよりきれいにあがりましたが(どこがって?)、まだまだですね。

昨日おとといと、透明水彩の絵を描いていましたが、うまく描けず。昨日ちょっと席を立ったすきに、立てかけておいた、水張りした絵のパネルの倒れる音が。そしてちょっとおいて、小麦(うちの猫)のゲロる音が...行って見たら、だーっっっ、絵の上にゲロが...毒性のある絵具はうちでは使わないようよけてあるのですが、やっぱり心配しました。が、小麦はちょっと吐いたら、すっきり大丈夫な様子。こりずに今度はしまっておいたお正月のお飾りを襲って、麦穂を食おうとしておりました。こいつは生の乾燥スパゲティやら、ほうきの先やら、テープの粘着部分やら(絵も水張りテープを舐めたと思われます)本来食べられそうもないものまで、食べようとするので油断できません。その割にはカマボコは山口県の高級宇部カマしか食べない。なんだってんだー。

あ、念のため申し上げておきますが、別に猫にちゃんとご飯をやっていないからというわけではありません。獣医さんに「これ以上太らせてはいけません」といわれ、以前みたいにカリカリがなくなったらすぐ補給ということはやっていませんが、ちゃんと計ってカリカリはあげてますので、あしからず。

Monday, January 07, 2008

明けましておめでとうございます

今年もどうぞよろしくお願い致します。

皆さんは楽しいお正月をお過ごしだったでしょうか?私は年末年始は、落ち着かず、ガラス彫りも絵も手つかず... 料理と、パン焼きと、録画しておいた「24」と「コールド・ケース」と「のだめカンタービレ」を見て過ごしました。

パンのサイトでないのにこのごろパンの話ばっかりですみませんが、今日もパン話しです。年末年始はハンバーガー・バンズ、ホットドッグ・バンズ、お正月贅沢スペシャル(はさむ具材がいつもより贅沢)ロースト・ビーフ・サンド、厚切りハム・サンド、スモークサーモン・サンド用のイギリスパン、フランスパン、など、おせちの合間を縫っていろいろ練習しておりました。以前は近所のパン屋さんにフランスパンを買いに行ってもなくて、スーパーのビニール詰めの(皮がパリパリでないのが悲しい)フランスパンで我慢することが多かったのですが、自分でパンを焼くようになると、料理に合わせて好きなパンが焼けるので便利です。

これはドイツの代表的な小型パンのブレットゥヒェン(左)ですが、3個だけホットドッグ用に成形してみました(右)。ドトールのホットドッグ&サンドイッチが好きなので、似たようなパンを探しているのですが...これは全く違いました...ホットドッグ用パンはいろいろな方が紹介してくださっているおいしいレシピで焼いてみてるのですが、100%自分好みというものにはまだ出会えてません。そのうちもっとパンのことがわかるようになったら、自分の配合を作りたいです。

これはさっき焼いた高橋雅子さんのレシピの基本のバケット...のはずが成形間違えてバタールもどきに(太くなってしまいました)。フランスパンは種類によって大きさ、形とクープの本数が決まっているそうです。昨日もフィリップ・ビゴさんのパン・トラディショネルのルセット(フランス語で「レシピ」という意味だそうです...知らなかった)でフィセル(18cmくらいで細くてクープは5本)を作るはずが、ちょっと太めでクープが6本の名称不明のフランスパンに...まあ、成形がドウダコウダ言う前に、うちではうちのオーブンに適した焼き方がまだ見つからず、フランスパンはいつも焼き色の黒っぽい、皮の厚いフランスパンになってしまうので、それをなんとかしないとです。

今年もガラス彫りと絵と、料理にパン焼き、語学(またサボっているうちにすっかり忘れてしまいました〜)、他いろいろ、頑張りたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。

Monday, December 24, 2007

Feliz Navidad(メリー・クリスマス)

昨日おとといと天気がいまいちだったので、今日こそ洗濯と早起きしましたがすさまじい強風で、干そうとするそばから洗濯物が吹っ飛び、何度洗い直したことか...今日はクリスマス・イブで料理に忙しいってゆーのにまったく...

今年はケーキも練習の為、自分で作りました。ココアのスポンジのロールケーキ、中身はマロンバタークリームに3種のナッツ(砕いたクルミ、アーモンド、ピーナツ)です。甘いもの苦手でも、うま〜い、でもやっぱりあま〜い、それでもおいし〜い、でした。

真ん中の山形パンは、昨日コム・シノワのレシピ(「パンの教科書」より)を手捏ねで作ったもの。おいしいです!本当は角食にするつもりだったのですが、1斤には粉300g(最強力粉のスーパーキング150gと強力粉イーグル150g)ではふくらみすぎ。次回は量の加減をして、角食に最チャレンジです。

そして今日のクリスマス・ディナー用のパンに焼いたのは堀井和子さんのシンプルな丸パンのちょっと大きめバージョン。半分は上新粉、半分は洗いごまをトッピングしました。もっちり美味でした。

バックの写真のワインのネックに巻いてあるペンダントは、お友達から頂いたもの。なんと手作りです(いんなものが作れちゃう人なのです。すごい!)。素敵なクリスマスのオーナメントになりましたが、クリスマスが終わったらペンダントに。2度おいしいってやつですね。

皆さんにも楽しいクリスマスでありますように。世界が平和で人びとが幸せでありますように。私はクリスチャンではないけれど...祈ってます。

Saturday, December 22, 2007

掃除をさぼってお菓子作り

今日はカーテンの洗濯が沢山あるので、早起きしたのですが、あいにく外は雨。大掃除をやる気がなえて、アップル・パイを焼きました。レシピにはパイと書かれていましたが、生地を折らないので層はできず、サクサクのタルトのような土台でした。これもパイっていうのかしら?それとも私の作り方が悪かったのかしら?その疑問は残るけど、味の方はばっちり。美味しくできました。上にのっているのは千切りリンゴでサクサク、中の柔らかい煮リンゴと異なる食感がおいしいです。

こちらは高橋 雅子さんの"少しのイーストでゆっくり発酵パン" の基本のパン・ド・カンパーニュです。クラムは美味しいのですが、クラストがちょっと厚め。どこかで間違ってしまったのでしょうか?それともこういうもの?ライ麦や全粒粉も入って、サンドイッチにおいしいパンなので、何度も作って試してみなくては。

Tuesday, December 18, 2007

そしてまた今日もパン焼き

今日のパンは、明日の朝ご飯の為のホットドッグ用パンです。いつも材料を購入させていただいているCuocaさんからのレシピですが、捏ねる時間もインストラクションより少なく、砂糖の量も少し減らして作ってしまったのですが(すみません)おいしくできあがりました。捏ね始めはえらく硬かったし、焼き上がりも一見硬そうですが、ぜーんぜん、中身はフワフワのおいしいパンです。ライ麦と全粒粉入り!これはうちの定番として残るかも。明日ウィンナーと野菜を挟んでの朝食が楽しみです。

これは今日の夕食。パンはさっきのホットドッグ用パン1/2(一番手前:私の試食の残り)と、キャラウェイシード入りライ麦パン(中央)、とイギリスパン(奥)。料理のメインはトスカーナ風野菜と豆と牛肉の煮込みです。
キャラウェイシード入りライ麦パンは友人に「何パンが好き?」と聞いたところ、「キャラウェイシードのいっぱい入ったライ麦パン」という返答で作ったもの。キャラウェイシードがとても癖があって、私は苦手だけど、サンドイッチに使ったらなんだか私にも理解できる味わい深さ。こんなのが好きなんだ〜、やっぱり個性的〜と、その友達の好みと、このパンと、ダブル再発見って感じです。

好き嫌いって、その人をほんの一角ですが知るのに役立つから、おもしろいです。

Friday, December 14, 2007

今日もパン焼き

先ほど焼き上がったパンです。材料はリュスティック(フランスパンの原型だそうです)のものだったのですが、あちこちいろんなパンの本を見ているうちに、いきなりこれ!と作り出したは良いけど、ちょっと他のものと混同してしまい、あれ?醗酵生地がいるレシピだった、でもないからゆっくり長時間醗酵でやっちゃおうとか、本来あんまり捏ねてはいけないパンなのに、捏ねてしまった、とか、もうむちゃくちゃ。

これはもうすでにリュスティックとは言えないでしょうが、焼き上がったパンは色艶がちょっと...といえども、不揃いの気泡もできてくれたし、香ばしいクラスト、味はまさにおいしいミニ・フランスパン(クープもうちでは見たことないくらいのあっぱれな開き方)。素材達の頑張りでしょうね、どうもありがとう。

これは先日焼いた徳永久美子さんのレシピ、最強力粉を使ったイギリスパンです。上手く焼けた時に聞こえるというパチパチ音、焼き上がりに耳を澄ませたら、かすかに3回「パチパチパチ」と皮のはじける音がしましたが、すっごく小さな音で、3回で終わってしまい、「え〜?もっと聞かせてくれ〜」とのたまいました。

でも釜伸びも不十分だし、上手くいかなかったのね。しかしこのパンは冷凍しておいたものを先ほども1枚食べましたが、すごく美味しいです。徳永さんに感謝です。

ガラス彫りや絵を描く時、失敗してしまいガラスや紙や、それらを作ってくださった方々に申し訳ない、と思うことがありますが、このパン作り、かなりむちゃくちゃをやってしまってもおいしいパンになってくれる時が多くて驚きます。素材達に助けられてる感じ。今日はなんか感謝を感じた1日でした。

Sunday, December 09, 2007

週末のパンとケーキ


週末のティータイムは抹茶のケーキでした。スポンジに切り目を入れ忘れてうまく巻けないやら、甘みは足りないやら、アーモンドもきちんとローストできてなかったし、巻き終わりもちゃんと閉じてナーイ。失敗だー。

これは昨日の晩ご飯、手打ちパスタと、高橋 雅子さんの"少しのイーストでゆっくり発酵パン" の基本のパンです。このところパンの本を読みまくっているのですが、ゆっくり醗酵が大切なことを知り、時間がかかりすぎるとしんどがっていた自分が間違っていたことを反省しています。

それにしてもパンやお菓子は味覚だけでなくて、見た目でもかわいくて、視覚的にもとても楽しいですね。パンの本なんか、おーこの焼き色とクープは、芸術的ー、と見ているだけでも飽きるません。って、一番大切なのは味なんだから、練習練習。

Friday, November 30, 2007

天然酵母パン デビュー

今日は初めて天然酵母のパン作りをしました。時間がかかりすぎて私の性格的にはかなりくるしかったですが、天然酵母にこだわる方々の気持ちがちょっとわかりました。生地はもっちり、皮はパリッとしていて、確かに美味しいです。イギリスパンとテーブルパンですが、イギリスパンの方は最初種が堅くて、生地がのびるどころか、まるでパスタの生地のよう。計量ミス?と思い、よっぽど途中で放棄しようかと思いました。それを失敗してしまうと、晩ご飯に食べるパンがなくなってしまうので、追ってテープルパンも天然酵母で作りました。しかし、天然酵母は偉かった。イギリスパンの方もかなりしっかりしたパンですが、ちゃんと焼き上がり(って、この形とサイズは見るからに失敗なんだけど、それでも味はおいしかったのです)、テープルパンも美味しくし上がりました。あ〜よかった〜。

これは天然酵母ではないですが、数日前に焼いた田舎風パン(堀井和子さんのレシピ)です。かみごたえがあって、サンドイッチにしても美味しかったです。かわいく焼けたので(作ってると愛情と思い入れがこもってしまうのですね、絵やガラス作品と同じですね)写真を載せてみました。

Wednesday, November 28, 2007

絵とパン焼きの2日

昨日描いた透明水彩画はBS朝日で放送中の「海神」(へしん)のヨンムン(ソン・イルグクさん)です。透明水彩画練習帳

この役者さんはBSフジの「朱蒙」(チュモン)の主役の方ですが、チュモン役は子供っぽいですが、ヨンムン役はかっこいい。それに声もいいのに、BSフジで放映中のチュモンは吹き替えで、それが子供っぽく感じる一因かも。私は吹き替えはその俳優さんの演技ではないので、いつもは吹き替えだと見ないのですが、チュモンは好きなので、見ています。絶対あり得ないと思っていたのに、今ではすっかり韓国時代ドラマ好きに。

で、今日描いた鉛筆画は(やっと描けた!)「ボーン・アルティメイタム」のマット・デイモンです。鉛筆画練習帳ひさびさの色鉛筆画です。

ここのところしばらく料理の勉強ばっかりで、絵を描いてなかったので、とてもハッピーでした。が、昨日も今日も料理の方は失敗。有名パン屋さん(コム・シノワ:でも私はここのパンを食べたことがないのですが)の作り方を手捏ねで真似してフランスパンを焼いたのですが(6〜9時間かけて)、味はおいしいのですが、見かけが...成形、クープ、焼き色、どれもダメ。きっと味もお店のとはぜーんぜん違んだろうな。またチャレンジしなくては。上手くいったら写真を載せるつもりですが、いつのことになるのやら...

Tuesday, November 20, 2007

モロッコと「ボーン・アルティメイタム」

昨日の朝焼いた、パトリス・ジュリアンさんのレシピのモロッコ・パンです。最初生地がかなりべたついて、全然まとまってくれなかったので、失敗か?と危ぶんだのですが、ちょっとだけ粉を追加して、なんとか素朴でおいしいパンが焼けました。セモリナ粉が入っている珍しいパンです。

モロッコのことは全然知らないので、午前中ネットでどんな料理があるのかとか、モロッコの写真を載せられている方のサイトとかを見たりしておりました。(この国はどうも町中でよく猫の姿が見られるような!そういえば猫の写真集でも、モロッコは時々取り上げられてるし。)モロッコ料理も近日中に挑戦しなければ。

昨日は午後、映画の「ボーン・アルティメイタム」を見に行ったのですが、主人公のジェイソン・ボーンがすごいアクションを見せる舞台が、偶然にもモロッコだったのでした。なんか、モロッコが出て来た時には「こういう偶然って嬉しいのよね〜」(朝パン焼いただけのことなんですが)と、にまにましながら映画を見ていました。

ボーン・シリーズはいろんな国が舞台になっているのが嬉しい。行った国や、なじみのある言葉とかも出て来ると嬉しいし。3作とも映画館に見に行ったのですが、やっぱりこういうアクションものは映画館で迫力満点を味わうのがいいですね。3作目の「ボーン・アルティメイタム」も、とても面白かったです。

パンフレットを買ってきたので、今日にでもジェイソン・ボーン(マット・デイモン)の絵描くかガラス彫るかしたかったのですが、最近ちょっと料理の勉強に忙しくて、今日もシュー・クリーム焼きなどをしていたらもう夕方になってしまいました。

これが今日のシュー・クリーム。クリームはカスタードと生クリームのミックスと、アーモンド・スライスののっているやつはプラリネ・クリーム(ヘーゼルナッツ・ペースト)入りです。クリームがゆるめになっちゃったのですが、ゆるいのもおいしかったです。(でも本当は私がお酒好きの辛党なので、2個食べるのがやっと。まぁーこんなに沢山できちゃって、どうするのよぉ〜ってかんじ?)

Wednesday, November 14, 2007

フェルメールの絵

やっと出来上がりました、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」のグラスリッツェン作品です。フェルメールの絵ギャラリー Ex
写真では、反射で陰影がかなりつぶれてしまってますが。
フェルメールの絵は、今年6月にオランダのアムステルダム国立美術館で見て来たのですが、彫り始めてから日本でも公開されると知り(国立新美術館で12/17/2007まで)、なんだか縁があるように思え、ますます好きになりました。でも、私は本当は「青衣の女(手紙を読む青衣の女)」の方が好きなのですが、グラスリッツェンではあの淡いタッチはとても難しそうなので、今回は「牛乳を注ぐ女」に挑戦。女性の顔も、諸々も、ちょっと違うようになってしまいましたし、ふちの模様は私が勝手にデザインたもの...イメージに合わないと思われたら、お許しください。
オランダの美術館でもこの絵の前は人だかりができていたのですが、しばらく辛抱強く待っていたら、ちょっとすいて、近くでじっくり見ることができました。(「真珠の耳飾の少女(青いターバンの少女)」はハーグのマウリッツハイス美術館所蔵で行けませんでした。見たかったのに、残念でした。)国立新美術館はきっと混んでいるのでしょうね。日本の美術館はベルトコンベヤーみたいに並んで進んで見なくてはならない状況も多くて、悲しいことも多いですよね。でも本当に素敵な絵ですので、見に行かれることをお勧めします。

Monday, October 22, 2007

冷めたドゥルムの皮は硬かった...

昨日のランチは前に作り方を書いたDurum(ドゥルム)だったのですが、わたしは「おいしいねぇ〜」とひとり喜んで食べていたのですが、夫に「あごが疲れた」と言われ、びっくり。夫の皮(パン?)の方が先に焼いたもので、そちらの方が形が良かったから彼に出したのですが、どうもこのパンは冷めると堅くなるみたいで...できたてしか食べたことなかったから気がつきませんでした。作って「堅い!」という思いをしてしまった方には、申し訳ございません。近々実験して堅くならないものを作らなくては。
でも今日は大量のピタパンを焼いてしまったので、うちではしばらく毎朝ピタパン。それを食べ終わって今度はドゥルム攻撃したら嫌がるかなぁ。一人の時に実験するかなぁ。
あ、後、先日買った、ミラクル・クッキング・マットの感想を言っていませんでした(この一つ前のプログの写真のもの)。練り物をこねるのにはくっつかず、良いのですが、何せペラペラで薄いので、
1)激しくこねなくてはいけないパンなどには、マットがくっ付いて机から浮き上がってしまう
2)ぺらぺらゆえ、洗う時ひろい平らな置き場などがない場合は、洗いづらい
などのちょっと困った点もありましたが、まあうちでは活躍しております。

Thursday, August 30, 2007

久しぶりに足で歩いてお買い物

おととい描いた鉛筆画のHOUSEが似てなくて、昨日の朝、手を加えましたが、やっぱりいけてない。鉛筆画練習帳またそのうち描き直しです。

さて話は変わりますが、今アメリカから友人が来ていて、昨日は何年かぶりに池袋に行きました。この友人は前に日本に住んでいて、日本つう(ちなみに納豆も大好き)だし、私より日本のことを知っている。彼女は今はアメリカに戻り住んでいて、たまに日本に遊びに来るとはいえ、「池袋の東急ハンズとサンシャインの水族館に行こう!」と誘ったら、それじゃ、「Loftと無印良品にも行きたい」、と言われ、「お、池袋にはそれらもあるのね」、とやっぱり私の方が全然知らない。

結局水族館は時間がなくて見送ったのですが、彼女の買い物につきあうだけだったはずが、私の方が買いまくり状態に。ちなみに私が興奮状態になってしまったお買い物とは...

1. TOKYU HANDS:ミラクル・クッキング・マット
前にDurumの作り方を書いた時に、薄いまな板みたいなマットを使うと、テーブルをアルコール消毒したりする手間もいらず、取り出してすぐめん棒でのばせて簡単便利、みたいなことを書いたとおもうのですが、なんとそれの「くっつかない、すべらない」版。また使ってないので、感想は書けないのですが、今週末は「こねもの」を作って試してみなければ。

2. Loft:万華鏡
夫へのお土産。オイルワンド(筒)が縦になるようにしてのぞけば、2色の砂といろんな色のラメが上から下へ移動して、キラキラめくりめく無限のパターンが見られます。

3. 無印良品:ボーンチャイナのお皿
積み重なっているのを見た時は別に手に取ろうとしなかったのに、家具のセッティングの一部としてテーブルにディスプレイされていたのを見て、「うーん、いいかも」と。池袋から帰る途中、さんざん迷ったあげく、途中の北千住で降りて、無印良品へ直行。前からシンプルなディナー・プレートと深皿が欲しいと思っていたところだったし、こういうものって、探している時はなかなかみつからないので、出会った時に買わないと、よね、と、本当は2番目に大きいのをペア2組買うはずが、1番大きいのもペア2組。

4. 無印良品:タオルケット
前に主人用に一つ買ったのに、今や寒がりの私が使ってしまっている、厚手のタオルケット。ふかふかで気持ちいいし、これからちょっと寒くなってきたら主人にぺらぺらの使わせておくのは悪いので、もう一枚買いました。

いつもは足で歩いて探してもなかなか欲しいものが見つからない、と、もっぱらインターネット・ショッピングばかりしているのですが、昨日は充実したお買い物ができました。重かったけど。

Monday, August 20, 2007

今日の一枚:タスコ(メキシコ)

ベルギーのサンカントネール博物館で見たグラスリッツェンの点刻彫りの植物が素敵だったので、ここ数日グラスに点刻で花を彫っていました。サンカントネール博物館は写真撮影禁止だったので、写真は撮れず(といってもグラスリッツェンは写真撮影するのがとても難しいのですが)記憶もおぼろげですが、淡くてきれいな彫りでした。私は気が短いので、点刻もいつもかなり強い筆圧で彫ってしまうのですが、今回は休み休み、できるだけ淡く彫りました。時間のかかったこと!でも繊細な彫りはきれいなんだけど、見づらいのは、どうなのよ?ってよく疑問に思うんですよね。グラスリッツェンの先生のアドバイスをもらうことにします。その写真は来月サイトにアップすることになると思います。でも、こんなに薄くて写真にちゃんと写るだろうか?
さて、今日はメキシコはタスコの透明水彩画です。透明水彩画練習帳 ちょっと霧がかかっていたのですが、表現力なくって、感じが全然出せていません。私の両親はタスコから車で一時間くらいのところに住んでいます。母はアクリル画の画家で、メキシコの文様と遺跡と花をモチーフに絵を描いていて、私が13歳の時にメキシコに家族で移住しましたが、私がメキシコにいたのはそれから5年だけ。家族の中でも一人だけ、やっぱり日本が良いと、大学進学時に日本に帰って来てしまいました。外国にいると孤独感が増すんですよね。旅行は良いんだけど、やっぱり私は住むのは日本が良いです。

Tuesday, August 14, 2007

おうちで簡単durum(ドゥルム)...もどき

ヨーロッパのルクセンブルグ旅行中、ファースト・フード的料理のdurum(ドゥルム)というのを食べました。(私は一時期トルコ料理クッキングにはまっていましたが、これもトルコ料理らしい。やっぱりすばらしい、トルコ料理!)
薄いナンのような皮で、お肉と野菜をくるっと巻いたものなのですが、あんまり美味しかったので、帰って誰かネットで作り方を紹介されてないか調べてみたのですが、家庭で作る類いの物ではないらしい。大きい串刺しのお肉を専用ロースターでじっくりローストした「ケバブ」をナイフで切り取って具にするのですが、それがまずお店でないと作れない。
秋葉原とかにトルコ料理のファースト・フード店があるらしいけど、そこまでわざわざ食べにいくのもなんだし。もう、でたらめでも良いから作っちゃおー!とやってみました。ルクセンブルグで1度食べたきりでトルコで食べたことがあるわけでもなし、ケバブじゃないし、「本物と全然違う!」と言われてしまうかもしれませんが、でもこのdurum(ドゥルム)もどき、簡単なのに、おいしくってすっかりはまっちゃってるので、ご紹介します。

材料(2人分)
(申し訳ない、分量は適当です。具は2人前くらい用意してください。)
小麦粉 1.5カップ
塩 少々
水 130cc〜
厚切りハムまたはベーコンなど
キャベツ 千切り
トマト みじん切り
玉葱 薄切りにして水にさらす
マヨネーズ 少々
粉唐辛子 少々
塩・こしょう 少々

1)まずは小麦粉に塩少々を混ぜ、耳たぶくらいの堅さになるよう、様子を見ながら水を入れ、こねます。濡れフキンをかけ30分程寝かせます。
2)ケバブの代わりに厚切りのハム(この時はチキンとベーコンを使いました)を細切りにしてこんがり焼く。この時にトマトも一緒に焼いてしまっても。

3)寝かせておいたタネを、2等分し、小麦粉で打ち粉をし、めん棒で薄く円形にのばす。(前はテーブルをよーく拭いて、アルコール消毒して、というのがめんどくさかったのですが、写真のような薄くて大きいまな板もどきを買ってから、取り出してすぐその上で調理できるので、のばす行程がお手軽にできるようになりました。おすすめ!)

4)フライパンで両面を焼く。油はひかず、テフロンのフライパンを使い、蓋をして焼きました。私の場合、まあ、たいていあんまりきれいな見かけにはできないのですが、気にしない。

5)アルミホイルの上に、円の半分が出るように皮を置きます。その上に2)のハム、トマト、キャベツ、玉葱をのせ、かるーく塩・コショウし、粉唐辛子とマヨネーズをかけます。

6)お尻を持ち上げるようにして(写真のように。トマトを生で入れた場合、食べてると、最後の方、かなり汁漏れするのでお気をつけください。)、皮をくるっと巻き、アルミホイルで包みます。

できあがり〜。かぶりつきます。ホイルを少しづつ、ずらすかはがしながらお召し上がりください。汁漏れ注意!

Wednesday, July 25, 2007

今日は年なか大掃除

7月初めにあった青木美和先生の透明水彩画の教室で、めずらしく宿題が出ました。「雨をテーマに一枚」ということで、何枚か描いてまともなのを持っていこうと思っていたら、全然描けないまま悶々としているうちに、梅雨が終わってしまいました。
毎年この季節、梅雨が開けると、「どうぜ雨だから」といいかげんさぼっていた家事を、「やれやれそろそろまともにやらなくてはまずいかも」と、年まつ大掃除ならぬ、年なか大掃除をします。今日は普段レベルの掃除、プラス、明日の花火大会の為に窓ふきも済ませ(うちは7階なので、窓から遠くに見えるのです)、網戸も掃除し、朝から10回くらい洗濯機をまわして家中のカーテン、ソファ・カバー、クッション・カバーなどを洗濯(いっぺんに干す場所はないので、乾かしては洗濯しの延々繰り返し)などなど。家事をまめにやる人はこんなのしょっちゅうやってるのかもしれないなぁ、すごいなぁ、と人ごとのように感心し、私はこれであとしばらくはてきとーに済ませるわ!ふっ、と満足気。
絵やガラスがずーっっとうまくいかない、と、うつうつしていたのに、いい気分転換になったかも。でもやっぱりもうしばらくはやりたくないけれど。
明日はまともな絵が描けると良いな。ガラスも次の課題の練習が待っているし。

Friday, July 06, 2007

近所の高級花屋の花はなぜすぐ枯れる?

ちょっと海外に行っていたので、サイトの更新が長らくできていません。おとといからガラス彫りに復帰。今日は透明水彩を描いていたのですが、2枚とも失敗。今日もサイトは更新ならずでした。

それはさておき... 今日描いていたモチーフは、昨日の午後遅くに近所の花屋から買って来たミニブーケだったのですが、今朝描いている最中に、なんと、もうしおれてきたのです。
昨日買ってきて、すぐ水切りして、お花の栄養剤も入れた花瓶にさして、温度も暑くならないよう冷房を入れ(冷房の風がかかるところに置いたり、直射日光やライトに当てたりもしてません)...
買ってきた時点でメインの花の茎が一本つぶれてたので、嫌な予感はしたのですが、茎を短く水切りしたので、これでだいじょうぶだろうと... 今朝さあ描くぞ!とばかりに張り切っていたのに、その時すでにまた他の1本のお花が萎れており、描くほどに他のお花もみるみるポーズを変えていくではありませんか。
1枚書いたところで、また水切りして水も変えていけ直して。2枚目描いてる最中も見る見るうちにうなだれていくお花達。いくらなんでもしおれるのが早すぎる〜。
うちの主人は時々お土産を買ってきてくれますが、なぜか花屋が帰り道にあるのに、花はめったに買ってきてくれたことがない。それは「あそこの花屋の花はすぐ枯れるから」と前々から言っていたのですが、それは本当は私がすぐ枯らすから?、と思っていたのですが...
確かに、先日その花屋から買ってきてくれたミニ薔薇の鉢植えも、つぼみが膨らんで、あ、咲きそう!って思っていたら茎ごと折れた。3つのつぼみ全てぽろりと落ちたのです、別になんもしてないのに。
その近所の花屋は「フローリストxxx」という名前も店構えも高級そうな花屋なのですが、や、やっぱりぃ〜。先日イトーヨーカドーの店先で、安い鉢植えを買ったときは、「まだ元気に咲いてるよ〜」とびっくりするぐらい、なんにもしなくても元気に長生きしてくれたのに、この「フローリストxxx」の花はいったいどんな細工をしたらこんなにすぐダメになってしまうんだ?と疑いたくなるようなはかなさ。
これはいくら何でも、私がすぐ植物を枯らす人間だからってわけじゃないと思うんですよね。う〜ん、それともやっぱり私が知らずに変なことをしているのだろうか。でも主人も前々からそう言っていたから私のせいってわけじゃないだろうし....

ってなわけで、花が萎れ、透明水彩画の描き直し3枚目に挑む気は薄れ、こうして雑記を描いています。気を取り直して別のモチーフで鉛筆画でも描くかな。